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学科概要 Course

期待する学生像

食に関する科学的知識と食のビジネスの双方を学びたい学生。
食品ビジネスでグローバルに活躍できる仕事に興味がある学生。

学科で習得できること

1

食と食品の安全性を学ぶ

食品の種類、成分、機能、加工方法、食品の保存方法、衛生管理や品質管理、企画、開発など食と食品の安全を、人の身体のしくみとあわせて学びます。講義ばかりでなく、豊富な実験実習科目を通して科学的な根拠に基づく理論を体系的に身につけます。

2

食の現在と未来を学ぶ

ヨーロッパ・中国・日本など、その土地に根付いた食文化と歴史の学びを通してこれからの食生活と食文化を考える力をつけます。更にグローバル規模での穀物・食料資源の生産や消費動向についても学びます。

3

フードビジネスとマーケティングを学ぶ

食品ビジネスに携わる企業の業務、業界の最新動向、製品開発やマーケティングの基本について学びます。企業のライブ課題に取り組み提案を行うグループワークを通して実践力を養います。

4

企業・地域コラボプロジェクト実践から学ぶ

学科では2年生から企業や地域とコラボレーションしながら食や健康、マーケティングやビジネスについてプロジェクトを通してアクティブに学べる機会を提供しています。プロジェクトは毎年変わります。

5

留学・海外研修でグローバル体験をする

昭和女子大学のボストンキャンパスでは8月のサマーセッションと春期の15週プログラムの双方で食にフォーカスをあてたプログラムを用意しています。また春休みを利用したイタリア食文化研修ではパン工場やチーズ工房見学、中部イタリア料理や菓子作り実習、トリノ大学との交流会が体験できます。

産学連携プロジェクト(2023年度)

ブロッコリースーパースプラウト×チョコ
(サンエイト貿易株式会社×株式会社村上農園×昭和女子大学)

2023年にスタートしたヴァローナチョコレートなど高級製菓原材料の専門商社であるサンエイト貿易株式会社とブロッコリースプラウトなどを生産する株式会社村上農園と共に取り組むプロジェクトです。ブロッコリースーパースプラウトとチョコレートの夢のコラボレーション!どのようなレシピが考案されるでしょうか。期待が膨らみます。

フリーズドライ食品の企画・開発
(株式会社コスモス食品×昭和女子大学)

2023年にスタートした食安全マネジメント学科5名と管理栄養学科6名が協力して取り組む学科横断型プロジェクトです。フリーズドライ食品製造のパイオニア的な存在である株式会社コスモス食品からフリーズドライの製造技術を提供して頂きます。


学生が考案したレシピをもとに開発した試作品は、どのように仕上がるでしょうか。試食が待ち遠しいです。


産学連携プロジェクト(2022年度)

黒タマネギレシピ開発プロジェクト

エイジェックグループとのコラボレーションプロジェクトとして黒たまねぎ(収穫後に殺菌し、熟成させたたまねぎ)を使ったスティックケーキのレシピ開発を行いました。普段のスイーツには無い、黒タマネギのコクと風味を活かしたレシピづくりに学生がコンテスト形式でチャレンジし、クリスマス向け3つ、バレンタイン向け3つの計6つのレシピが採用されました。

商品化されたケーキの店頭販売には学生も参加し、完売御礼となりました!製品・商品開発から販売までの過程を経験できた良い体験となりました。

ブロッコリースーパースプラウトを用いた
レシピ開発プロジェクト

2022年、昭和女子大学×村上農園とのコラボプロジェクトをスタートしました。抗酸化力の高いスルフォラファンを多く含有するブロッコリースーパースプラウトをより多くの方に利用してもらうために、簡単で美味しい、『40代後半から50代の女性』をターゲットとしたレシピを開発しました。


スルフォラファンの健康効果をより引き出すために加熱を控えめにしたり、組み合わせる食材を工夫したり。さらには美味しく、簡便に調理できるレシピを開発する難しさと楽しさを知りました。


産学連携プロジェクト(2020年度)

高級寿司店新規事業の
マーケティングプロジェクト

コロナ禍、来店客減少対策として高級寿司店が通販向け新製品を開発。食安全マネジメント学科生の柔軟な発想力でマーケティングプランを提案して欲しいとの依頼を受け、学科生20名が参加。厨房で商品説明を受けた後、試作品をいただきました。

その後のグループワークはオンラインで行い、商品・説明書の改善やターゲット客を掴む施策を幾つも提案しました。完成した冷凍バラちらしは予約個数全て完売。コンシューマ・マーケティング論の学びを実践に活かせたプロジェクトでした。

地域活性化を目指した
JAはだのとのコラボ企画

秦野市は神奈川県中西部に位置し、落花生や八重桜が特産品となっています。
このプロジェクトは秦野市の地域活性化を目標に2019年に発足しました。2019年度は秦野市の菊農家やJAはだのが運営する直売所「じばさんず」を訪問しました。その後、11月の学園祭で落花生や桜の塩漬け、丹沢レッド(キウイフルーツ)等、計16品を販売しました。おかげさまで商品を完売することができました!


2020年度は対面での活動が制限されたためオンラインで商品勉強会を行いました。2020年度の学園祭では、秦野市の特産品と「じばさんず」の魅力を詰め込んだオリジナルパンフレットを作成し展示しました。
学生が主体となって活動し、自由な発想を活かすことが出来たプロジェクトでした。


産学連携プロジェクト(2019年度)

宇宙食カフェメニュー開発プロジェクト

宇宙食の開発は今まで聞いたことがなく、できたらとても楽しいだろうなと思い、参加しました。プロジェクトでは、JAXAに行って宇宙食について学んだり、働いている方からお話を聞ける機会がありました。宇宙食についての基本的な知識や、宇宙で食事をするという非日常的な状況を想定しなければならないことを学び、様々な目線で物事を考えられるきっかけになりました。

2019年度はJAXAの中沢博士をお招きし、宇宙食についての講演会をしていただきました。そして班ごとに「カフェで提供できる宇宙食」をコンセプトに何度も試作を行いました。お客様の興味を引くような商品・宇宙食らしさとは何かを考えながら商品開発を行う難しさを体験することが出来ました。試食会では実際に商品開発を行っている方々から価格設定・提供方法などの商品化に向けたコメントをいただきました。2020年度も開発を続けて商品化を目指します!

昭和女子大学×ビジネスコンテスト

3年生2チーム計12名がマーケティングリサーチ大手のマクロミル社主催「マーケティング戦略立案コンテスト『EDGE』2019」に応募しました。

セブン&アイHLDGS.課題に取り組んだMb.childrenチームは、「若者のエシカル消費を促進するために、セブンプレミアムとして有効な施策・商品を考えよ!」についての解決策を、ユニリーバジャパン社の課題に取り組んだあまとう府チームは、「家でいれる紅茶を若年層にも拡大していく方法とは?」について解決策を提案しました。


どちらのチームも215チームがエントリーした予選を見事に通過し、プレゼン決勝大会に参加しました。そして、Mb.childrenは優勝!あまとう府は、3位入賞でした!
また、後日、Mb.childrenチームはセブン&アイHLDGS.本社でプレゼンを披露する機会をいただき、大学からはSTUDENTS OF THE YEARを受賞しました。 後輩にもぜひ参加してほしいコンテストです!!!